nincup プロフィール
Profile & members
新月の前の細くなった月のことを、アイヌ語で「nincup(ニンチュプ)」という。
新しい世界へ旅立つ前の晩の宴。
アイヌの伝統歌、舞踊、世界五大叙事詩ユカラ、アイヌ語のオリジナル曲等、
ギターとベースを合体させてできた【ギタンバ】の音色とともに、
森と街、新しい世界への憧れ、心の葛藤を、物語のようにライブを展開してゆく。
豊川 容子
アコースティックユニットziziのボーカルとして関西を中心に活動し2007年アルバム「door」をリリース。北海道帯広に戻った後、自身のルーツであるアイヌのウポポ(歌)を取り入れ歌い始め、アイヌの舞踊も取り入れたバンド、nincup(ニンチュプ)のボーカルをつとめる。
短編アニメ「60のゆりかご」で夫のルーツである平取地方のイヨンノッカ(子守歌)歌を担当。
2016年度STVラジオのアイヌ語ラジオ講座講師。札幌在住。TOKYOオリンピック2020アイヌ舞踊披露のボーカルチームメンバーの一人。
川上 将史
平取町二風谷出身。
地元の古老より口承文芸、民間伝承、神事(祈り)、古式舞踊を継承する。
担当は歌・踊り・打楽器・鳴り物など。
現在、「ウポポイ(白老町)」でアイヌ文化発信業務に従事し、来園者に対しアイヌの文化・歴史講演や、紙芝居・語り・踊りを披露している。
2008年WiPCE(オーストラリア:先住民族の教育を考える世界会議)、2010年Tribal Journey(アメリカ:魂の旅)にて公演。
今も、日本国内・世界に向けてアイヌ文化を発信し続けている。
酒井 学
帯広カムイトウウウポポ保存会所属。
15年前より、国立劇場・国際フォーラム・鳥取ドーム・ラグビーWC開会式などの舞台で公演。2017年よりnincup参加。北海道150周年記念天皇両陛下の御前で舞踊を披露した。2020東京オリンピック・パラリンピックのアイヌ舞踊披露サブリーダー。2020東京キャラバン出演。
酒井 真理
帯広カムイトウウウポポ保存会所属。
7歳よりアイヌ古式舞踊を始める。東京NHKホール・国立劇場・国際フォーラム・ラグビーWC開会式などの舞台で公演。2017年よりnincup参加。2020東京オリンピック・パラリンピックのアイヌ舞踊披露サブリーダー。東京キャラバン出演。国立アイヌ民族博物館新人研修舞踊外部講師。
吉根 加奈
帯広カムイトウウウポポ保存会所属。
7歳よりアイヌ古式舞踊を始める。東京NHKホールなど様々な舞台で踊りを披露。2019年よりnincup参加。2020東京オリンピック・パラリンピックのアイヌ舞踊披露サブリーダー。アイヌ民族博物館新人研修舞踊外部講師。
川上 朔來
帯広カムイトウウウポポ保存会所属。
2020東京オリンピック・パラリンピックのアイヌ舞踊披露に参加。はこだて国際民俗芸術祭で酒井学より指導を受け、クリムセを披露。